毎年この時期の施設全体で彼岸法要を行う。
お彼岸とは、春分の日、秋分の日を中日(ちゅうにち)とする前後3日間のことで
2023年の秋彼岸は中日が9月23日で9月20日から9月26日、になるとのこと。
ちなみに彼岸は仏教用語である。
「悟りの境地に達した先に涅槃があるとされる。超克すべき煩悩や迷いは川に喩えられる。涅槃のある煩悩の川の向こう岸が”彼岸”である。」と言うことらしい。
難しい。
解説を読んで“らしい”しか言えない僕は煩悩の川に流されて”彼岸”には一生たどり着けないだろう。
午後から職員みんなで準備を始め予定通り14時から開始。
お坊様の読経が始まり法要は厳かに進んでいく。
タイミングを見計らい
当苑の苑長から本部事務局長、介護職責任者の面々が焼香を行っていく。
同時に利用者の皆さんにも焼香台を順番にまわしていき
焼香をしていただいて、滞りなく彼岸法要は終わった。
特別養護老人ホームというのは施設の性格から毎年何人かの方を看取り、お別れをします。
毎年のことではあるけれどいつまでもこういった事に
“慣れ”ないでいたいなと思います。
来年もみんなでいろんなことが出来たらいいな。